大阪事務所長挨拶
海南監査法人大阪事務所は、2023年7月に開設いたしました。当法人は東京を本部とし、1985年5月の設立以来、長い歴史を積み重ねてまいりました。大阪事務所においても、その歴史と伝統を受け継ぎながら、新たな歩みを着実に刻み、さらなる成長と発展に向けて日々努力を重ねてまいります。
大阪事務所に所属する代表社員は、それぞれ公認会計士としてのキャリアをスタートさせた時期や所属してきた監査法人が異なり、多様な経験と知見を有しています。しかし、上場企業の監査を担う者として、監査品質の向上に不断に取り組み、資本市場の利害関係者から信頼される監査を提供していくという考えは共通しています。
近年では、上場企業の会計監査人が大手監査法人から準大手監査法人や中小規模監査事務所へ、また監査法人間で異動するケースが増えています。私がこの業界に入った頃には想像できなかった変化ですが、その背景には、中小規模監査事務所に対する社会的な期待の高まりがあると認識しています。監査に対する社会の目が一層厳しさを増す中、私たちは中小規模監査事務所としての使命と存在意義を深く自覚し、その責任を誠実に果たしていかなければならないと考えています。
そのためには、大阪事務所に所属する一人ひとりが、かけがえのない仲間であるとともに、監査業務を支える重要な担い手であるという意識を持つことが大切です。専門知識や実務能力、監査経験を着実に積み重ねることはもちろん、組織内外の関係者との適切なコミュニケーションを通じて組織全体の力を高め、次なるステージへと力強く成長していく基盤を構築してまいります。
また、近年の資本市場では、財務情報に加え、非財務情報やサステナビリティ情報の重要性が急速に高まっています。上場企業の会計監査を担う立場として、こうした情報開示の重要性を十分に認識し、適切に対応していくことが求められています。大阪事務所からも、日本公認会計士協会が設置する中小規模監査事務所向け専門委員会へ委員を派遣し、業界全体の発展にも積極的に貢献しています。今後も、上場企業監査を担う監査法人として取り組むべき課題に真摯に向き合い、組織の拡大と監査品質のさらなる向上を両立させながら、未来へ向けて邁進してまいります。
これからも皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
大阪事務所長 坂東 和宏