監査に対する社会的要請が強まる一方、監査への厳しい評価がなされる時代にあって、私達は監査法人としての存在意義を十分自覚し、真摯にその使命を果たしていく必要があると考えております。

そのために、私たちの基本的価値観を整理し、実際の行動に移していくことを目指して、下記に示す経営方針及び4つの付帯指針・方針を決定しました。

これらを海南監査法人のcore valuesとして運営を行っていくこととしました。

なお、これらのcore values及び品質管理状況を「監査品質に関する報告書」としてまとめました。

CORE VALUES

経営方針

当監査法人は、会計監査の遂行者としての公益的役割を自覚し、法人構成員による自由闊達な議論と相互啓発を行い、その能力を十分に発揮することにより、会計監査の品質の持続的な向上を組織として行い、企業の財務情報の的確な把握と適正な開示を確保することにより社会への貢献を目指す。

  • 行動指針
  • 業務方針
  • 研修(教育)方針
  • 人事方針

「監査法人の組織的な運営」に対する対応

当該原則が、形式的な品質管理にとどまらず監査法人の規模の拡大と組織運営の複雑化に対応しうる実効的なマネジメント強化が必要との考えの下、大規模監査法人への適用を念頭に作成されております。

従いまして、当法人の規模においてはその適用が適当でない部分もあることから採用をしておりません。

しかしながら、会計監査の信頼性や法人運営の透明性に対する社会的要請に積極的に応えて、監査の公益性を果たしていく必要があると考えております。

従って、その趣旨を重く受け止め、監査法人のガバナンスコードに対して実効性のある対応すべく取り組んでおります。現段階における対応状況を整理したものが、下記「ガバナンスコードへの対応状況」となります。