

法人代表挨拶
当法人は、会計監査の遂行者としての公益的役割を自覚し、法人構成員の自由闊達な議論と相互啓発を通じて能力を最大限に発揮し、組織全体で監査品質の持続的な向上に取り組んでいます。これにより、企業の財務情報の的確な把握と適正な開示を実現し、社会に貢献することを目指しています。
この経営方針のもと、法人構成員は一丸となって監査品質の向上に取り組み、高いパフォーマンスを発揮することで、ステークホルダーである皆様の信頼に応えてまいります。
また、経営方針の中で基本理念を掲げ、職務を通じて社会に貢献し、常に品位を保持して誠実に業務を遂行し、組織体制の充実と向上を図っています。
当法人では、監査品質を最重視し、風通しの良い組織風土と適切なコミュニケーションのもと、付加価値の高い高品質なサービスの提供を目指しています。そのためには、構成員一人ひとりが組織内外から信頼される人間であることが不可欠です。
当法人は、職業的会計人としてプロフェッショナルであり続けることを重んじ、終わりなき成長を通じて、より深度ある監査の実現を追求しています。その実現には、専門知識、実務能力、経験の蓄積だけでなく、ステークホルダーや組織内外の関係者との適切なコミュニケーション能力も重要であると考えています。
昨今ではサステナビリティ情報についても、国際的な動向や要請からその重要性は増しており、当法人としても、持続可能な社会の実現に向けてサステナビリティに関する情報開示の重要性を深く認識しています。企業の価値は、財務情報のみならず、環境・社会・ガバナンス(ESG)に関わる非財務情報によっても評価される時代において、特に気候変動への対応や環境負荷の低減が重要な課題となっています。
私たちは、投資家が中長期的な企業価値を評価し、建設的な対話を行うに当たって必要となる情報を、上場企業が信頼性を確保しながら提供できるよう、サステナビリティに関する情報開示やこれに対する保証のあり方についての知見を深めるべく、勉強会や研修に積極的に参加し、組織内外の関係者と対話しています。こうした活動を通じて、我が国の資本市場の一層の機能発展に資する活動を続けてまいります。
さらに、当法人はAIやテクノロジーといったデジタル化社会やSDGsへの対応を見据え、多様な働き方や価値観を尊重する柔軟な監査法人であることを志向しています。
当ホームページでは、当法人の概要に加え、監査品質の向上に向けた取り組み、ガバナンス体制、IT・財務基盤、人材育成、国際対応などについて紹介いたします。
海南監査法人
代表社員 溝口 俊一